書物占いの話
最近、ビブリオマンシーという言葉をよく見かけるので、この話をしようと思う。
このビブリオマンシーってのは、どうやら書物占いの事らしい。
古本屋さんで一冊の本を見つけたときに、ビブリオマンシーという言葉を初めて知った。
本を開いて、ランダムにパッと開いたページの文章を『神託』として解釈する。卜術の一種。
※偶然性を利用して占うものを『卜術』、生年月日で占うものを『命術』、人相や手相など何かの形をもとにして占うものを『相術』というらしい。
よく聖書などが用いられるようだが、使う本はなんでもいいらしい。
トートタロットの創始者、アレイスター・クロウリー氏は、お前が『真実が書かれている』と思うものなら何でもよい…と、なかなか粋な言葉を残されているという話を聞いた。
やり方としては、『質問する事柄』と『使う本』をきめて、ランダムにページを開く。
最初に目についた文章などからアドバイスやらメッセージを読み取る。
これだけ。
直感で『これを使いてぇ』と感じた本を選ぶのがいいらしい。
俺は、自分でタロット占いをする。最近始めたばかりだが。
もともと書かれている絵が好きで、数点コレクションしていたものを、今は使って占いをする。
自分で占うのにも、誰かに占ってもらうのにも大事なことは、占いが”結果”ではないというのを常に頭の片隅に置いておくことだ。悪い結果であれ、いい結果であれ、その”結果”を受けて『自分がどう動くのか』が大事だ。確信はないが、おそらく未来は変えられる。未来を変えるのは、占いの結果ではなく『自分の行動』だ。
占いの結果は、あくまで選択の判断材料にすぎない。
どうぞ、直感を働かせて。占いという形にしなくても、必要なことは”日常”の中にいつでも存在している。
別件
削除した記事が数点あるが、『もう誰かに俺のことを知ってもらう必要はないな』そう、感じたので。
メンタルが危うい記事を削除した。メンタルが危うい時俺はきっと誰かに自分の事を知ってほしくてしかたがなかった。でも、もうそれも終わった。必要なくなってしまったので、これからはもっと自分が書いていて楽しいものを書いていきたい。そう思っている。
個人的に学んだのは、誰かに知ってもらう必要はないし、話すこともない。いつでも大事なことはすべて自分が知っているということだ。心が荒れていると、見えないだけで。自分の中に存在している。これに気が付かせてくれたものに感謝だ。
さあさ、面白いものに目を向けよう。