ナギの木の話
ナギの木のゴモちゃんをお部屋のお供にお迎えしたので、ナギの木の話をしておく。
特に、花言葉などは定められていないものの、縁起のいい木として知られている。
俺がホームセンターで購入した際も、ゴモちゃんには『幸せを運ぶ木』というタグが付いていたと記憶している。
熊野神社ではご神木として多く植えられているらしい。
縁結び・厄除け・神様の化身としての意味があるという。
むかしむかしの話だが、熊野神社に参拝した人たちが帰路の無事を祈ってナギの木の葉を身に着けることが流行したらしい。葉っぱを身に着けると聞くと、俺はどうしても笑う犬の冒険の『葉っぱ隊』を思い出してしまうが、彼らが身に着けているのは『モンステラ』という観葉植物のようだ。
このナギの木、ナギクラトンという特別な成分を分泌している。この物質には、抗菌・抗炎症作用があるらしい。
おうおう、すげぇ木だ。
葉の特徴としては、葉脈がすべて縦方向に入っている。なかなかスタイリッシュな見た目である。
手でちぎろうとしても、なかなか切れない。
誰からも傷つけられず割けないということで、葉の持ち主を守ってくれる縁起がいい植物だといわれている。
ハート形の陶器。これはかわいいっすね。
縁結びにもいいとのことなので、好きな人はもちろん、俺と仲良くしてくれる縁のある方々と、これからもいい距離感で気持ちよく過ごしていけますようにと願いつつ、自分に言い聞かせておきたいと思う。
距離感覚は大事だ。
自分は、少し前まで好きな子とは四六時中一緒にいたいみたいな考え方をしていた人間だが、考え方を180度改めた。誰かに依存していると、自分にも相手にも良くないことばかり。最近、依存気味だなぁって思う人は、どちらかが重くなって関係のバランスが崩れるその前に、一度考え直した方が良いと思う。
後悔してからでは遅いこともある。
相手に執着するということは、相手の時間を奪おうとしているのと同時に、自分の時間を自分じゃないものが縛っている状況にもなる。自分のことが、ないがしろになっていないか？好きなこと、やりたいことできているか？
考えよう。一人で自分が楽しいと思うことをやるのは、たのしいぞ。お互いに一人の時間を楽しめて、んで、相手に報告できる楽しいことが少しずつ増えていったらいいよねって思う。
