駄犬、家を買う

一度人生投げた俺が居場所を手に入れるまでの話

ホットケーキとパンケーキの違いのお話

俺だけだろうか。
ホットケーキとパンケーキの違いが全く分からない。
俺だけだろうか?

ごくごく最近の話なのだが。同じ区画になぜかパンケーキが売りの店(以後、パンケーキ屋)が二件できたということで、パンケーキの話をしようと思う。
 同じ区画なので、潰しあうつもりなんだろうか。片方は、都心の方でも高級で有名な某カフェ。対するは、謎のハワイアンカフェ。このご時世、どちらが生き延びるのだろうか。出来れば、みんな細々と生き延びることができればいいなぁ。あまり口コミの方はよくないが、一度行ってみない事にはその店の事は語れないと思うので、そのうちチャレンジしてみることにする。店に一度も来たことない人間が書いていたり、同業者の妬みで悪い口コミをめっちゃ書かれたり、飲食業だけじゃなくてよくある事だろうと思う。実際悪い口コミの大半が、殆ど同業者の妬みによるものだったりする。こんな店は蓋を開ければ沢山存在している。逆も然り。いい口コミが、自分のとこの従業員・身内だけによって書かれる店も存在している。これもまた、現実だ。
 これらに異を唱えて、俺なんかが立ち向かってもきりがないので。せめて自分ぐらいはちゃんと足を運んでそのお店が素敵かどうかを見極めていくべきだと思う。グー〇ルさんの、口コミというシステムがあんまり好きではないので(特に、その場所に行かなくても書き込めてしまうところ)、エゴサはするが書き込まないことにしている。
 
自分が好きな店ぐらい、自分で見つけるさ。
 
コロナが収束したならば、いろんなものを食べに行きたい。

長くなったが本題に入ろう。

ぶっちゃけた話、ホットケーキとパンケーキの違いはない。それは、ホットケーキのルーツがパンケーキだからだ。だから、『ホットケーキはパンケーキの一種』というのが、正しい解釈のようだ。

ここから、ホットケーキとパンケーキそれぞれの話が長くなるので、結論を先にしておいた。これから先は、興味がある人が読んでくれると嬉しい。

〇パンケーキの話
 英語で、"Pan cake"と表記されるパンケーキ。読んで字のごとく。”パン”で焼かれた”ケーキ”だ。
この”パン”というのは、フライパン等、底の平らな取っ手の付いた鍋の事らしい。フライパン等で焼かれたケーキということか。
 このパンケーキ。実はかなり歴史が古い。粉や水、燃料、鍋の代わりの石器があれば手軽に作れるということで、古代エジプト時代には既に作られていたという。人々の健康と幸せを祈り、神に捧げる供物として、作られていたのだとか。
 材料は、小麦粉、卵、牛乳、ベーキングパウダーがベースで、砂糖を加えてスイーツとして食べることも、塩を加えて甘さを抑え、食事として食べることもある。
 ホットケーキは、砂糖をj加えてスイーツとして食べるパンケーキの一種なのかなぁと個人的には判断する。

〇ホットケーキの話
 ホットケーキの始まりは、明治17年(1884年)に文部省が翻訳し、出版された『百科全書』に紹介されていた『薄餅』というものらしい。編集者のウィルレム・チャンブル氏も、まさか”パンケーキ”を”薄餅”と訳されるなんて思ってもみなかっただろう。それにしても、かわいいな薄餅。
 この薄餅、大正12年に、東京の新橋のデパートの食堂で、ハットケーキ(Hot cake)という名前で登場。それが転じて、昭和6年頃に『ホットケーキ』と呼ばれるようになる。
 薄餅は、この時やっとホットケーキになることができた。
 由来はパンケーキだったのだが、日本で初登場したのは甘いハットケーキだったので、スイーツとして定着したようだ。

上記のように。ホットケーキは、もともと薄餅として日本に入ってきたパンケーキの呼び名が変わったものなので、他の国ではほとんど通じないらしい。※アメリカでは一部通じるところもあるらしい。
余談だが、広い意味で言うとクレープ生地などもパンケーキの一種という話を聞いた。

いずれにせよ、先人の知恵と現代の技術のおかげで美味しいものが食えている。
ありがたいことだ。